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写真:いたって簡単な構造の試作品

栗本式鏡箱

クリミラーの利用について

詳しくは栗本氏のHP等をご参照戴ければと思いますが、それらを私の方でまとめてみました。

自分で作れる(片袖型)「クリミラー」とその使用例

まずみかん用くらいの深さのダンボールの真中に鏡を立てます。鏡はなんでもいいのですが、1000円前後くらいの『木枠などない』やつで結構です。右麻痺のヒトは写真と逆側の向かって左を鏡の面にしてください。(左麻痺のヒトは自分から向かって右)。
そして手元がわに手を入れられる穴を一つずつ開けます。そこから手を二本別々に差し込み、右麻痺のヒトなら左側に(左麻痺のヒトは右側に)やや首を傾けて鏡面中の左手を見ると、視覚上、右手になっていますよね。実際に映っているのは動くはずの左手です。そして、麻痺した実際の右手の上は段ボールにふたをして見えないように隠します。そして、自分の左手も見ないように工夫してください。
神経回路上の混乱を避けるためです・・ここで、原形のアメリカ式では、自分の麻痺していない左手(私なら右手)とそれが鏡に映った像とを両方見るようです。このアメリカ式の場合は、鏡を立てる角度を必ず調節して、あたかも、自分の両手が並んで差し出されているかのように調節しているはずです。
栗本式では、右麻痺のヒトの自由なほうの左手の像は、脳の視覚野にインプットしないほうがいいと、・・今のところ・・思っています。つまり、この方が、脳が自分の麻痺しているはずの手があるいは指が動くことを、集中して確認出来るはずだからです。ただ、どちら式でも自分の脳に気持ちがいいほうを選べばよいと私は、思います。
さてそれで左手は動きますか? それなら右手は介助者を使って、左手とまったく同じ動きをさせます。注意してください。まったくです。 同じ丸を二本の指で作るのでも、どちらの指を良く曲げるか、どちらから近寄っていっているかなどまったく同じにすると効果があります。

(以上、栗本氏のHPより、抜粋させて戴きました。)

製品化された、片袖型「クリミラー」の画像

 書籍では、栗本慎一郎著 「脳にマラカスの雨が降る— 脳梗塞からの生還 —」(光文社 カッパブックス;ISBN 4-334-00681-7)が詳しいと思います。
「人の脳には明らかな可塑性がある。」、「必ず復活できる!」という栗本氏の言葉から、希望と勇気を与えられる方も多いのではないでしょうか。

※ 残念ながら、製品化された”片袖型「クリミラー」”の製造販売は、現在休止されているそうです。

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